環境共生住宅とは

環境共生まちづくり事例データベース

まちづくりの特徴と主な事例

C.「周辺環境と親しむ(ハイ・コンタクト)」からみた工夫

<特徴一覧>

① 生物の生育環境(ビオトープ)の整備

No. 団地形態 地域区分 事例名称 特徴
3 戸建 3 ひまわり村
  • 蛍の生息するビオトープ
12 戸建 6 つくば豊里の杜
ビオトープフロント街区
  • 「ビ オトープフロント街区植栽指針」設定(緑化、植栽の維持管理、建物の高さ、屋根形状、 色、壁面後退距離など)
  • ビオトープを 環境共生住宅団地のシンボルとして位置づけ
25 戸建 6 宮崎台・桜坂
  • 保全にあたって、既存の地形を残しながら緑と周辺の風の流れを考慮した植樹や住宅の配置などを含めたランドスケープを計画
30 戸建 6 所沢 松が丘ウェストエリア
  • 地域の生態系との高度な親和南北の緑地を結びつける緑のネットワーク、ビオトープの創出
83 集合 6 パークシティ成城
  • 野川を残し、屋上緑化を行うなど、建物と自然が一体となったランドスケープマンション
86 集合 6 エコビレッジ松戸
  • 水辺ビオトープ、生態系に配慮した緑化、既存樹木の保全

② 緑の保全・管理(まち並みガイドライン・緑化協定など)

No. 団地形態 地域区分 事例名称 特徴
5 戸建 4 スマートコモンシティ 明石台
  • 「街並みガイドライン」による緑量の確保、植栽の配置など
28 戸建 6 柏ビレジ
  • レンガとアイビーによる美しい街並み景観づくり
  • 景観づくりのルールが定められており、住民の協力の下、美しい景観が守られている
29 戸建 6 宝塚市雲雀丘山手地区
  • 敷地の細分化を防止し、緑化を推進
  • 周辺と調和のとれた垣根や柵の設置
  • 景観や環境に調和した建物誘導(容積率、高さなど)
37 戸建 6 阪南スカイタウン
  • 公的空間の緑と宅地の緑によって生まれる緑のネットワークを形成
56 戸建 7 安岡エコタウン
  • 快適なまちなみ環境と地域コミュニティを育むための建築協定と環境協定
57 戸建 8 美浜ハイツⅠ・Ⅱ
  • 幅員5.5mの緑地を東西に確保、緑陰空間やベンチ等で憩いの場創出。道路の形をスラローム型に。
  • 建築協定。屋敷林の設置

③ 雨水貯留・流出抑制

No. 団地形態 地域区分 事例名称 特徴
6 戸建 4 公園団地諏訪野
  • 雨水貯留、雨水流出抑制
20 戸建 6 小舟木エコ村
  • 雨水貯留タンク
22 戸建 6 ルミリア鉄生
  • 外構における環境アイテム(雨水タンク、コンポスト等)設置
35 戸建 6 東急季美の森「Vie Naturelle」
  • 雨水地下浸透、雨水利用設備、節水機器使用
63 集合 6 フォレストレイクひばりが丘
  • 雨水を有効利用した潅水システム
  • 地域の水循環への十分な配慮(親水空間・雨水貯留機能としての池の設置 他)

④ 生態系への配慮(里山形成、郷土種による環境植栽など)

No. 団地形態 地域区分 事例名称 特徴
14 戸建 5 茨城県営笠間アパート
  • 《地域の「農」とつながるヴァナキュラー集住体》の形成を目指した県営住宅団地
16 戸建 5 TENKUU no MORIZONO MIYOSHI MIRAITO
  • 7つの個性が共演する森の丘
18 戸建 6 ビオニシティ高坂 第2期販売街区
  • 敷地面積の20%の緑地を確保
20 戸建 6 スマートシティ堺・初芝
  • 街全体に郷土種による環境植栽を実現
21 戸建 6 浦安マリーナイースト21 碧浜
  • 生態系に適合した自然環境の創出(高木植栽、里山の形成)
22 戸建 6 千城台ウェルウィン・ビレッジ
  • 東・南の既存の森を、街のグリーンサラウンドに取り込み
  • 合計約5,200m2の緑地を確保
26 戸建 6 鶴川台エコビレッジ
  • 擁壁部のグリーンパネル設置による連続した緑の形成や植栽インターロッキングによる駐車場等、外構植栽に十分配慮
43 戸建 6 東急季美の森「Vie Naturelle」
  • 郷土種の採用(樹木)と配植、グリーンベルトの形成
49 戸建 6 コモンステージミラまち
  • 「5本の樹」計画
  • 緑豊かなまち「6つの公園」
53 戸建 6 コモンステージ弥生が丘
  • 在来種を主体とした豊かな緑化
  • 5本の樹を中心とする生態系に配慮した庭造り
63 戸建・集合 6 越谷レイクタウン美環の杜
  • 野鳥が飛来する環境づくり(多孔質空間設置、実のなる木植栽、バードパス設置)
64 戸建・集合 6 近鉄あやめ池住宅地
  • 既存樹木の保全
  • 緑のコリドー
78 集合 6 世田谷区深沢環境共生住宅
  • 周辺の環境特性を踏まえた「緑」と「水」と「風」の環境形成計画
81 集合 6 ひばりが丘団地 団地再生事業
  • 緑を活かしたゆったりとしたまち並み
84 集合 6 シャレール荻窪
  • 生態系保護に貢献する屋外環境づくりによる生物多様性の継承

⑤ ヒートアイランド対策(緑化、オープンスペースの透水化など)

No. 団地形態 地域区分 事例名称 特徴
24 戸建 6 さくらが丘Isaac日吉
  • 道路・歩道に透水性舗装利用
44 戸建 6 コモンライフ西大宮Ⅱ
  • 駐車場を保水性インターロッキング舗装、レインターフ工法による芝生等の自動散水(クールスポット)
45 戸建 6 オナーズヒル戸田 緑テラス
  • 住宅内外を一体ととらえたヒートアイランド対策(インターロッキングブロック舗装部分に散水ミスト設置、シンボルツリーへの散水によるクールスポット形成、半屋外空間への散水ミストやドリップルーバーを設置、生成された冷気の室内に流すプランニング)
55 戸建 7 アイランドシティ照葉のまち
  • 保水塗装によるヒートアイランド対策

⑥ セミオープンスペースの形成、連続性のある景観形成

No. 団地形態 地域区分 事例名称 特徴
33 戸建 6 ゆめぽりす伊賀ゆめが丘
  • 各住戸へのアプローチを緑豊かにしつらえたり、道路と一部共通の素材を各戸の敷地に使用するなど、緩やかに連続するセミオープンな外構を形成
34 戸建 6 桜ヶ丘ハイツ
  • 各住戸の道路側に設けたグリーンスペースと歩道を芝生で覆うことで緑量を確保し、開放的で品格のある街並みを形成
39 戸建 6 神戸リサーチパーク 鹿の子台
  • 幹線道路、準幹線道路、歩行者専用道路、区画道路など、道の種類に応じた景観を形成
42 戸建 6 西播磨・光都21
  • 地形の特徴を最大限に生かし、谷間や山間に住宅な並ぶ美しい景観を形成
46 戸建 6 ビックヒルズ飯能美杉台
  • 高低差のある街区の特徴を生かした外構や住宅前の開放的なガレージスペースにより、道全体に優しさとゆとりを与えるとともに、まちの変化ある表情を演出
50 戸建 6 高須青葉台
  • それぞれのコモンを曲線道路でつなぐクラスター型の計画手法採用、各住戸から眺められるコモンツリーは夜間にライトアップ
51 戸建 6 高須ニュータウン
  • ボンエルフの考え方を更に発展させた共有地コモンを日本で最初に街区の中に導入した住宅地
  • 住宅とコモンの間に駐車場を分散配置することで、駐車場の利便性と歩行者環境の快適性を両立
74 集合 6 サンコート砂田橋 Ⅰ期・Ⅱ期
  • コミュニティ支援のための特徴的な外部空間と遊歩道、周辺の緑と自然に溶け込むランドスケープデザイン
76 集合 6 マイコート美賀多台Ⅱ・Ⅲ 西神63・64団地
  • 道路と一体となったあいまい空間として、緑豊かな広がりのある「みち空間」をつくる
85 集合 6 富久クロス(西富久地区第一種市街地再開発事業)
  • 新宿御苑から繋がるみどりのネットワークを意識し、緑豊かなまちの環境を継承するため積極的な緑化を実施
  • 広場や人工地盤上の緑化、中層住宅北側壁面を段状に後退、ペントテラスや周辺住宅地への圧迫感の軽減・日照確保を図ると共に、段状に連なる緑の丘を形成
<特徴一覧>
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