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アシタノイエ 『先進的な技術や工夫を採用した次世代の環境共生住宅』

建築家・小泉雅生氏が自ら設計した自邸で、次世代の環境共生住宅として先進的な技術や工法を多く採用し、特にエネルギー消費を最小限まで抑える試みは日本建築学会から高く評価され、2007 年作品選奨の住宅部門で優秀賞を受賞している。
●事業者:個人 / 所在地:神奈川県横浜市
●竣工:2004 年
●設計:小泉アトリエ+メジロスタジオ / 施工:(株)アイガー産業
●構造・規模:木造2階建
●敷地面積:281.00㎡ / 延床面積:142.39㎡

屋久島環境共生住宅 『環境共生と資源循環による住環境 のモデル事業』

1993年、屋久島はユネスコによる世界遺産条約の自然遺産に登録され、鹿児島県及び屋久町・上屋久町はこの豊かな自然資源を後世に伝えていくために、環境に配慮した住環境のモデル事業として「環境共生公営住宅団地」は県営住宅(24戸)町営住宅(26戸)の合計50戸を平成11年から6か年計画で順次建設している。
●事業者:鹿児島県・上屋久町 / 所在地:鹿児島県熊毛郡上屋久町
●設計:鹿児島県土木部住宅課・上屋久町建設課・岩村アトリエ・鹿児島県建築設計監理事業協同組合設計業務企業体
●構造・規模:木造平屋建
●敷地面積:19,750㎡ / 延床面積:79.42〜64.08㎡

東京ガス港北NTビル 『ライフサイクル省エネルギーオフィス』

単に日々消費するエネルギー量を減らすことが「省エネルギー」なのではなく、建物全体のライフサイクルで考え、建設や廃棄にかかる膨大なエネルギーを抑制していくことも重要な課題である。
東京ガス港北NTビルは、これらの問題を考慮し、環境に与える影響が少なく、長い期間、快適に使えるオフィス、「ライフサイクル省エネルギーオフィス」として創られた。
●事業者:東京ガス都市開発(株) / 所在地:神奈川県横浜市
●竣工:1996年
●設計:(株)日建設計
●構造・規模:2階〜4階オフィス部分=S造、1階〜4階東西コア=SRC造、エコロジカルコア部分=木造 4階建
●敷地面積:2,498.84㎡ / 延床面積:5,645.13㎡

エコライフタウン練馬高野台 『クールチューブを中心とした省CO2』

パナホーム株式会社が「住宅・建築物 省CO2モデル事業」及び「超長期住宅先導モデル事業」の双方で第1回事業に採択された『エコライフタウン練馬高野台』。
クールチューブを全住戸に連続して敷設し、第2種機械換気システムの給気と冷気・暖気の給気を併用することで換気設備の省エネと、地中の自然な温度差を冷暖房に活用した、一般的なパッシブな省エネ住宅とは少し異なる新たな技術の取り組みを導入した住宅団地。
●事業者:パナホーム(株) / 所在地:東京都練馬区
●竣工:2009 年
●設計:パナホーム(株)
●構造・規模:軽量鉄骨2階建

ハートアイランド新田三番街 『UR 都市機構による水と緑に恵まれた環境共生都市』

UR 都市機構による水と緑に恵まれた環境共生都市をめざしたまちづくりプロジェクトである。また、UR 都市機構としては初の環境共生住宅団地認定を取得している。
都心から10km 圏、そして荒川と隅田川に囲まれた立地を活かし、眺望や住み心地、省エネや耐震性などの安全面はもちろん、生態系にも配慮した様々な取組みがなされている。
●事業者:(独)都市再生機構 / 所在地:東京都足立区
●設計:(独)都市再生機構

越谷レイクタウン「美環の杜」 『人、街、自然をつなぐ環境未来街区』

越谷レイクタウンの戸建住宅街区の名称「美環の杜」の「美環」は、環境共生を表わす「環」、パッシブを表わす「輪」、コミュニティを表わす「和」の3つの柱を示しており、越谷らしい、本来の越谷を取り戻す街をつくるという願いが込められている。この大和ハウスのプロジェクトは、『平成20年度 街区まるごとCO2 20%削減事業』に採択されたほか「第18回地球環境大賞」において「大賞」を受賞。
●事業者:大和ハウス工業(株) / 所在地:埼玉県越谷市

ヒルズガーデン清田 『環境との共生をテーマに太陽の恵みと暮らすまち』

ヒルズガーデン清田は、全棟に太陽光発電システムが搭載され、最終的には503棟1500KWの発電量となり、戸建住宅団地における太陽光発電量としては世界最大規模となる。また次世代を見据えた断熱気密性能と設計手法による省エネ性能の向上、地域生活と調和する間取りや外観設計など、環境共生的な配慮を多く取り入れた戸建て住宅団地である。
●事業者:(株)ヒルズガーデン札幌 / 所在地:北海道札幌市
●構造・規模:開発総面積:289,262.6㎡ / 区画数:503区画
●敷地面積:200.08(2区画)〜237.88(1区画)㎡

東京電力技術開発センター 『3つのCをコンセプトとした技術開発拠点施設』

3つのCとは、Create(創造的研究環境の形成)、Conserve(省エネルギー・省資源・リサイクルの追求)、Co-operate(先進技術の活用・PR)のこと。
東京電力技術開発センターは、このコンセプトのもと、東京電力の技術開発拠点として、省エネルギー・省資源・リサイクルの達成を目指し、以下の4点に取組んだ建物。
①建物の負荷低減(建築計画上の省エネルギー)
②自然エネルギーの活用
③高効率の機器の使用
④継続的で適切な維持・管理の実施
具体的には、低温冷風空調システムや昼光利用・適正照度維持照明制御システムの開発をはじめ、様々な省エネルギー手法が採用されている。
●事業者:東京電力(株) / 所在地:神奈川県横浜市
●竣工:1994年
●設計::㈱第一工房・東電設計共同企業体(建築) / 施工:鹿島建設㈱・㈱竹中工務店研究棟共同企業体
●構造・規模:S+SRC(研究棟)、SRC(会議棟) 11階建
●延床面積:38,403㎡

N邸 『環境配慮・持続型高性能木造住宅「サスティナー」』

「サスティナー」(sustainer)とは、支える人や物、維持する人や物という意味。『維持する物【住宅】を支える人【お施主様】』を意味し、住まい(住宅)を社会的資産と考え、施主とともに永く維持させることをめざすものである。
N邸は、「住宅産業の理想は地場の住宅建築会社が担う」といった理念に基づき千葉県での住宅供給を行っている白門建設により、環境配慮・持続型高性能木造住宅「サスティナー」として建てられた戸建住宅である。
●事業者:個人 / 所在地:千葉県千葉市
●構造・規模:木造2階建

大阪ドームシティガスビル 『地域冷暖房供給施設と一体化したオフィスビル』

ドームシティガスビルは、岩崎橋地区の地域冷暖房供給施設と一体化したオフィスビル( 延床面積約48,000 ㎡ )。地域冷暖房の有効利用技術( 個別分散型冷媒自然循環システム、地冷の直圧ブリードインと冷水カスケード、躯体蓄熱)を採用している。
竣工後も適正な運用管理を行い、竣工9 年目以降はさらなる省エネルギー・省資源化を図るため、ビルオーナー,ビル管理者, 計画・設計・施工者により、運用確認と建物使用状況の変化に対応したチューニング等が行われた。
●事業者:大阪ガス(株)・大阪ガス岩崎開発(株) / 所在地:大阪市西区
●竣工:1996年
●設計:(株)安井建築設計事務所 / 施工:鴻池組、大林組、竹中工務店 JV(建築)
●構造・規模:鉄骨造(一部R造)15階建
●敷地面積:31,868.04㎡ / 延床面積:47,938.63㎡

エコハウス三鷹 『省エネルギーモデルハウス』

建築構造による省エネルギーを提案するために、環境共生型2世代住宅として、2タイプの建築構造が提案された住宅展示場のモデルハウス。
A棟は高気密・高断熱住宅、B棟はパッシブソーラーハウスとして建てられ、その間をアトリウムがつないでいる。
※現在は解体されている。
●事業者:東京電力(株) / 所在地:東京都三鷹市
●竣工:1995年
●設計:(株)綜建築研究所+(株)綜デザイン研究所

ドーミー柴崎 『環境共生型独身寮』

環境保全活動の一環として、社宅・独身寮の環境共生化を推進した鹿島建設(株)の最初の例。
ドーミー柴崎がめざしたのは、若手社員が入る独身寮という建物用途とコスト的な制約を考慮し、様々な環境共生手法の中で、比較的コストのかからないちょっとした工夫や仕掛けによる一般の建物にも適用可能な、低コスト普及型の環境共生技術を用いた建築。
●事業者:鹿島建設(株) / 所在地:東京都調布市
●竣工:1995年
●設計:鹿島建設(株)設計・エンジニアリング総事業本部 / 施工:鹿島建設(株)東京支店
●構造・規模:RC造3階建
●敷地面積:3,950㎡ / 延床面積:2,862㎡

eHII House 『近未来のネットワーク家電技術を提案するモデルハウス』

eHII Houseは、従来のHII(Home information Infrastructure:家庭内情報基盤)ハウスでの提案をさらに推し進め、近年の著しい情報環境の変化と関連技術の進展に対応し、従来の家庭(ホーム)に加え、街頭(モバイル)、車(カー)の3つの空間で、(eくらし)と(eサービス創出)の提案を行っているモデルハウス。
※現在は閉館されている。
●事業者:松下電器産業(株)(当時) / 所在地:東京都品川区
●竣工:2001年

長池ネイチャーセンター(現 長池公園自然館) 『里山をテーマとする長池公園の拠点施設』

長池ネイチャーセンターは、自然保全型の公園「長池公園」の管理施設であり、自然や里山の体験学習のために、八王子市が建設した施設。
建築の大部分は木でつくられ、パッシブソーラーシステムによる換気暖房、屋上緑化、太陽電池による発電、風車で揚水する雨水利用など、様々な方法で自然エネルギー利用が行われている。
設計では、シェルター(殻=建物)とその中のインナークライメイト(内部気候=室内環境)に配慮し、「気候」と「架構」というテーマに基づく設計がなされている。
●事業者:八王子市 / 所在地:東京都八王子市
●竣工:2001年
●設計:都市基盤整備公団+野沢正光建築工房 / 施工:八王子市住宅建設共同組合
●構造・規模:木造(一部RC造・鉄骨造)2階建
●敷地面積:197,270.32㎡ / 延床面積:1,313.29㎡

うつくしま未来博/エコファミリーハウス 『場の共有が生み出すエコライフスタイル』

未来博の国際設計コンペとして募集を行い、実際に入賞したプランを会場内に建てた環境共生住宅。
エコロジーに対する回答を建物のシステムだけに求めるのではなく、共有から生まれる人と人とのつながりを重視することによる新たなエコスタイルを提案した住宅。
※現在は解体されている。
●所在地:福島県須賀川市
●竣工:2001年
●設計:日本大学理工学部建築学科 高宮研究室
●構造・規模:木造2階建

うつくしま未来博/21世紀建設館 『森と融合する21世紀のまち~森にしずむ都市~』

2001年7月~9月にかけて福島県で開催された「うつくしま未来博」のパビリオン。
敷地は阿武隈地域を代表する棚田地形が残っているところで、この原地形を活かし、ゆるくカーブを描く緑化屋根が計画され、建設館周辺に配された植栽と混じって森の風景に溶け込むように配慮された。
21世紀建設館全体の展示テーマは「森と融合する21世紀のまち」。パビリオンの内部はさらにプロローグ、デジラマ・バーチャルステージ、テーマ展示の3つのテーマごとにゾーン分けされた。
構造はアートツリーストラクチャーと呼ばれる14本の柱で支えられ、未来博終了後に移築して再利用できることを前提として計画された。
※現在は、福島空港公園内に移築されている。
●事業者:福島県土木部 / 所在地:福島県須賀川市
●竣工:2001年
●設計者:岩村和夫+(株)岩村アトリエ
●構造・規模:木造平屋建

M邸 『都心に建つ大正時代の古住宅の環境共生住宅に再生』

高密度市街地に建つ大正時代の古住宅を、その伝統的なデザインがもつパッシブ性に着目し、耐震、断熱・気密性を加えることにより日本型のパッシブ住宅への再生を試みた住宅。冬はコタツがある程度の暖房で家全体を14℃以下にせず、夏も冷房を最小限にすることを実現。庭は蛍の生息するビオトープにし、離れの事務所棟の屋根緑化、ガレージ屋根の太陽光発電設置、ガレージの透水性舗装、池及びタンクへの雨水貯溜などの環境共生住宅仕様が採用されている。
●環境共生要素技術:[省エネ][省資源][親和性][健康快適]
●事業者:個人 / 所在地:東京都新宿区
●竣工:1994年
●延床面積:113.59㎡

東松原の家 『そこに住まう気持ちよさ、暮らし方を大切にする』

都心寄りの住宅密集地の中で積極的にエコ設備・仕様を採用した住宅。北側隣地への日影規制等、都市部共通の悪条件下なりに、一般的に入手可能な太陽光発電、風力発電等の既成のエコ設備を導入。こうした設備と日常の暮らしとの結びつきやバランスを見極めることで、設備だけに依存することなく、建築的手法・デザイン・素材・使い勝手の積み上げによる環境と共生する豊かな生活の実現をめざしている。
●事業者:個人 / 所在地:東京都世田谷区
●竣工:2000年
●延床面積:160.5㎡+地下部分18.74㎡

美深町つくし団地 『ヒューマンスケールで凛とした存在感の公営住宅』

つくし団地は、北海道北部 美深町の62戸の団地。美深町は、夏冬の寒暖差が大きく積雪も多い厳しい気候条件である。団地の骨格をつくる2列の耐火2階建住棟は、振れ角度を持ちながら中央緑地を挟む平行配置となっており、各住棟は2階建ての住棟とカーポートの組合せからできている。環境共生配慮事項として、RC造の外断熱、熱交換型第I種機械換気システム、通気層のある外装(カラー鋼板)等が採用されている。
●事業者:美深町 / 所在地:北海道美深町
●竣工:2002年
●設計:㈱アトリ工 アク
●構造・規模: RC造 62戸
●敷地面積:1.6ha / 延床面積:1,211.23㎡

ニセコ生活の家 『自主運営の福祉型コーポラティブ住宅』

敷地はニセコ町有島の小高い丘上にあり、建物は敷地を囲む3つの名山(羊蹄山、昆布岳、アンヌブリ)と南北への4つの軸線に向かつて建てられている。3タイプの屋根勾配を持つ建物群は、少しずつ向きを変えながら、円弧の平面をもつ3つの雁木を介してつながっている。環境共生配慮事項として、扇型プランによる日射取得の効率化、パッシブ換気、床下暖房等が採用されている。
●事業者:ニセコ生活の家 / 所在地:北海道虻田郡ニセコ町
●竣工:1998年
●設計:柳田石塚建築計画事務所
●構造:木造
●敷地面積:3,694㎡ / 延床面積:全体716㎡(生活寮234㎡)

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