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会員木材会館 『もったいないの思想に基づく都心のオフィスビルでの環境共生』

木材会館は、広場に面したファサードに、ふんだんの木材を使用したバルコニーを設けるという特徴的な外観をもつ、都心に建つオフィスビル。
木材需要の低迷する現在、都市部の建築において、いかに木材を使って安らぎを感じる魅力的な空間を作るか、地球環境に貢献できる建物が出来るかを探求したプロジェクト。
●事業主:東京木材問屋協同組合 / 所在地:東京都江東区
●設計:(株)日建設計 / 施工: 大成建設(株)
●竣工:2009 年
●構造・規模:RC造、一部鉄骨造、一部木造・地上7 階地下1 階建
●敷地面積:1,652.90㎡ / 延床面積:7,582.09㎡

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屋久島環境共生住宅 『環境共生と資源循環による住環境 のモデル事業』

1993年、屋久島はユネスコによる世界遺産条約の自然遺産に登録され、鹿児島県及び屋久町・上屋久町はこの豊かな自然資源を後世に伝えていくために、環境に配慮した住環境のモデル事業として「環境共生公営住宅団地」は県営住宅(24戸)町営住宅(26戸)の合計50戸を平成11年から6か年計画で順次建設している。
●事業者:鹿児島県・上屋久町 / 所在地:鹿児島県熊毛郡上屋久町
●設計:鹿児島県土木部住宅課・上屋久町建設課・岩村アトリエ・鹿児島県建築設計監理事業協同組合設計業務企業体
●構造・規模:木造平屋建
●敷地面積:19,750㎡ / 延床面積:79.42〜64.08㎡

HAT神戸灘の浜 『阪神大震災後の公的復興住宅における環境共生』

HAT神戸灘の浜は、神戸市の臨海部に位置し、阪神大震災後「東部新都心地区」における公的復興住宅建設地として開発された地区。約6.2haの敷地に商業・サービス施設や特別養護老人ホームなど福祉施設と併せて整備された「すまい・まちづくり」の新しいモデル。都心居住の特性を活かし、街のバリアフリー 化、駐車場棟の屋上緑化、コージェネレーンョンシステムの採用(超高層棟)等の環境共生に配慮されている。
●事業者:都市公団(当時)関西支社 / 所在地:兵庫県神戸市
●竣工:1998年
●設計:都市公団(当時)関西支社
●構造・規模:RC造 7~14、31・33階建、7棟(全体13棟) 1,020戸(全体1,886戸)
●敷地面積:約62,000㎡ / 延床面積:約197,000㎡

平良市営馬場団地 『南島型の気候風土に適応した地域の暮らしと住まい方を尊重』

宮古島は琉球石灰岩がつくる低平な島で、日射が強く塩害にさらされ、台風が常襲するなど、厳しい自然と共生する暮らしが求められる。馬場団地は伝統的な生活習慣である南入りの住様式を踏襲したテラスアクセス方式及び、影空間となる中庭を設えた住棟配置が特徽。強い日差しを遮る日影が居室から半戸外、戸外へと連続し、南風が日影と緑陰を通り抜け、涼風となって南島の暮らしを癒している。
●事業者:平良市 / 所在地:沖縄県平良市
●竣工:1997年
●設計:伊志嶺敏子一級建築士事務所
●構造・規模:壁式RC造 3階建 4階建 13棟 177戸
●敷地面積:18,495.79㎡ / 延床面積:13,885.64㎡

東風平の家 『伝統的な雨端(戸外空間)を中心に据える』

沖縄の伝統的な戸外空間である雨端(軒下空間)を中心に据え、戸外空間を活かした生活を可能とする住宅をつくることをコンセプトとした住宅。沖縄における水不足解消のため、雨水利用が徹底されている。雨水は、風呂、洗濯、散水などに利用され、排水は、合併浄化槽で浄化し、スイレンの池に流し、その後放流するなど、健全な水循環を作ることも、本住宅のコンセプトである。
●事業者:個人 / 所在地:沖縄県東風平町
●竣工:1994年
●延床面積:121.15㎡

繁多川の家 『地名に表された場所性への配慮』

毎年のように水不足に悩まされている水事情とダム開発による自然環境破壊の抑制を考慮し、雨水の有効利用を図った住宅。もともとは水が豊富な地域であった場所性に配慮し、かつての記憶を呼び起こす仕掛けとして雨水を利用したせせらぎの設置や斜面緑地との連続性に配慮した積極的な緑化などをおこなっている。建物の屋根に降った雨は、10 tの地下タンクに貯めトイレの洗浄水や樹木の散水等に有効利用している。
●事業者:個人 / 所在地:沖縄県那覇市
●竣工:1998年
●延床面積:200㎡

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