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竜ヶ崎ニュータウン龍ヶ岡中心地区「新世紀邑」 『コミュニティ形成に資する暮らしを提供する街づくり』

東京-つくば研究学園都市-成田新東京国際空港のトライアングルの中央に位置する龍ヶ崎ニュータウンは地区内外に水や緑の豊かな自然環境に恵まれている。「新世紀邑」は「エコロジカルな新郊外生活」をテーマに、環境負荷の小さい自然と共生する街並みを計画した住宅地。既存樹林を極力残し地区内に緑地帯が形成されているほか、ビオトープも設置されている。
●事業者:都市公団(当時)茨城地域支社 / 所在地:茨城県竜ヶ崎市
●敷地面積:344.8ha

I邸 『築90年の木造住宅の曳き家』

築90年の木造住宅を曳き家して移築した住宅。基礎や壁などの耐震補強と共に、屋根面への大きなトップライト設置による太陽光の直接採光、土を使わないシンプルで軽量な仕様の瓦屋根への変更等がなされている。いずれも50年以上前から使われている資材を中心に使用され、耐久性にも配慮されている。敷地は水田の拡がる農業地域の中にあるが、いぶし桟瓦の屋根、土佐しっくいと板張りの外壁を受け継ぎ、地域農家の伝統的な家並みと調和している。
●事業者:個人 / 所在地:高知県南国市
●竣工:1998年
●延床面積:298.22㎡

EcohS HouseⅡ 『都市におけるパッシブソーラーハウス』

都市におけるパッシブソーラーハウス。建物を上下に貫く大吹き抜け空聞が間取りの中心に配置されており、温熱環境の緩衝帯として積極的に光・熱・風を室内へ導いている。また、吸放湿性に優れた自然素材と放射式暖冷房により快適な空間造りとエネルギー消費を低減させている。ライフステージ等の変化に対応できる構造・プランニングとこれを支えるDIYによる日頃のメンテナンス・50年点検システムによりLCEの低減を図っている。
●事業者:個人 / 所在地:川崎市宮前区
●竣工:2000年
●延床面積:239.53㎡

H邸 『隣接して残されている里山との関係性を活かす』

緑の多く残る都市近郊の住宅地に立地する木造2世帯住宅。外観は母屋と別棟を広いテラスでつなぐ形になっている。手すり面材に使われた熱反ガラスへの緑の写り込みと緑化屋根で、敷地南側の自然のまま残された里山などの周辺環境との融合を図っている。冬の充分な日射熱取得と、夏の通風や夜間の冷気取り込みに考慮した開口部や吸気ファンが設置されている。
●事業者:個人 / 所在地:神奈川|県横浜市鶴見区
●竣工:2000年
●延床面積:214.23㎡

篠原町の家 『職人の高い技能や創造力によるパッシブ空間』

職人のもつ技能や創造力を充分に発揮してもらえるような建築生産のあり方をふまえて建てられた住宅。丸太の梁組の大きな吹抜風洞と広い土間が有する大きな熱容量がパッシブ性能のポイントになっている。可動外部ルーバーに加えてダブルスクリーンを持つ西面出窓は、室内側から遮光・遮熱が制御できるように工夫されており、都市環境下で外部との有効なつながりを持たせている。
●事業者:個人 / 所在地:横浜市港北区
●竣工:2000年
●延床面積:148.31㎡

江戸川台の家 『住み手のライフスタイルを反映したシンプルでベーシックな環境共生』

広いピロティを持つコンクリート造の1階に木造の2階を乗せた混構造住宅。2階居間コルクタイル床下に外断熱を施した蓄熱コンクリート層を設け、冬季の日射を取り込み暖房とするダイレクトゲインパッシブソーラーを採用。その他、補助暖房としての深夜電力利用蓄熱式床暖房、十分な出幅を確保した庇による夏季日射遮蔽、水セメント比を考慮した躯体コンクリートの高耐久仕様等が採用されている。
●事業者:個人 / 所在地:千葉県流山市
●竣工:2000年
●延床面積:131.69㎡

I邸 『夏・冬でモードを切り替えるパッシブソーラーハウス』

低層の住宅街に位置し、南東面に開放された敷地に建つ住宅。可変性を持つ間取り、吹抜けを利用した自然換気や自然採光を実現している。また、敷地の高低差を利用した地下部分の利用やスキップフロアの採用による容積の有効活用も図られている。PAC工法(パッシブエアサイクル)に加え、自然素材・健康素材の使用、国産材の多用等にも配慮している。
●事業者:工アサイクル産業㈱ / 所在地:埼玉県朝霞市
●竣工:1999年
●延床面積:157.82㎡

I邸 『四季を楽しむ大屋根の家』

緑豊かな公園に隣接する住宅。この恵まれた立地条件を第一に考え、西日に配慮しつつ、大きな開口部と広いバルコニーにより自然を楽しむ工夫がなされている。冬も夏も効率よく快適に過ごせるよう十分な断熱・気密化が施されるとともに、既存樹木を残すことによる日射のコントロールも図られている。さらに木材や瓦といった自然素材の多用、旧宅で使用していたムクの床板の再利用など製造時の環境負荷にも配慮されている。
●事業者:個人 / 所在地:埼玉県浦和市
●竣工:1998年
●延床面積:170.59㎡

燦窓の家「Zelkova」 『住み手の思いが投影される生活環境を支えるための環境共生』

古くからの屋敷林であるケヤキやシラカシの大木に守られ、広い角地に建つ建替え住宅。場所の記憶を継承する樹木や石材の保存・再利用を含めて、バリアフリー化、壁体内通気構法・基礎パッキン工法、越屋根を利用した自然換気の促進等が採用されている。
●事業者:個人 / 所在地:埼玉県さいたま市
●竣工:1997年
●延床面積:221.78㎡

欅の家 『恵まれた立地環境を活かす開放的な設計』

関東平野の最深部で冬季の晴天率が高い地域に建つ住宅。敷地は北に竹林の山を、南に緩やかな斜面とその先に大芦川を擁し、敷地脇の山からは山水が湧いている。このような恵まれた立地環境に対し、当住宅は南北に大きく開き、北の順光と風を取り込み、南への大きな展望を確保している。また、地場材の大谷石を構造材と内装材に用い、高い調湿性能を持たせている。
●事業者:松澤穣+テシコビルネス / 所在地:栃木県鹿沼市
●竣工:1997年
●延床面積:171.72㎡

木なりの家 『シンプルな架構でのパッシブで快適な住環境の追求』

「茨城県地域適合型木造住宅」のモデルプロジェクトとして実現した在来構法による2階建て戸建住宅。真壁民家型構法を基本に、プラットフォーム構法や大壁構法の長所をミックスして、工程や材積を削減する合理化を徹底。同時にシンプルな架構でありながらも、多様で可変な空間構成と熱的にパッシブで快適な住環境を成立させている。
●事業者:共同組合茨域県木材住宅センター / 所在地:茨城県竜ヶ崎市
●竣工:1997年
●延床面積:113.97㎡

N邸 『土間縁側によるパッシブデザインを追求』

土間縁側によるパッシブデザインを追求した木造戸建住宅。緩やかな南向きの斜面にあり、南面に大きな開口を設けることによって冬の日射を取り込む。土間縁側でその日射熱を蓄積し、暖房は朝夕わずかで済ますことができ、夏は北側に開けた地窓から涼しい風が取り込める。近所の人が立ち寄る縁側、ギャラリーとして活用されている自然素材の室内空間など、陽と風と人に対して開けたり閉めたりしながらのパッシブデザインが豊かな生活をみせている。
●事業者:個人 / 所在地:茨城県笠間市
●竣工:1997年
●延床面積:127.05㎡

Silent Cabin 『外部のスノーブレードによる雨や雪とのファジーな関係』

里山の風情のある田園地帯にある北海道の原風景にふさわしい近未来住宅。ロードヒーティング用のパイプによる床暖房を入れた居住部分を断熱でくるみ、暖房効率を向上させている。また、半透明のポリカーポネート波板によるスノーブレードにビニールハウスのような外観を持たせ農村風景に融合させている。
●事業者:個人 / 所在地:北海道石狩郡
●竣工:1999年
●延床面積:59.62㎡

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