81〜100(111件中)

M邸 『都心に建つ大正時代の古住宅の環境共生住宅に再生』

高密度市街地に建つ大正時代の古住宅を、その伝統的なデザインがもつパッシブ性に着目し、耐震、断熱・気密性を加えることにより日本型のパッシブ住宅への再生を試みた住宅。冬はコタツがある程度の暖房で家全体を14℃以下にせず、夏も冷房を最小限にすることを実現。庭は蛍の生息するビオトープにし、離れの事務所棟の屋根緑化、ガレージ屋根の太陽光発電設置、ガレージの透水性舗装、池及びタンクへの雨水貯溜などの環境共生住宅仕様が採用されている。
●環境共生要素技術:[省エネ][省資源][親和性][健康快適]
●事業者:個人 / 所在地:東京都新宿区
●竣工:1994年
●延床面積:113.59㎡

東松原の家 『そこに住まう気持ちよさ、暮らし方を大切にする』

都心寄りの住宅密集地の中で積極的にエコ設備・仕様を採用した住宅。北側隣地への日影規制等、都市部共通の悪条件下なりに、一般的に入手可能な太陽光発電、風力発電等の既成のエコ設備を導入。こうした設備と日常の暮らしとの結びつきやバランスを見極めることで、設備だけに依存することなく、建築的手法・デザイン・素材・使い勝手の積み上げによる環境と共生する豊かな生活の実現をめざしている。
●事業者:個人 / 所在地:東京都世田谷区
●竣工:2000年
●延床面積:160.5㎡+地下部分18.74㎡

大宮町営富士山第二住宅 『蛍が生息する池の湧水を活かした親水空間を中心に広がる団地』

富士山第二住宅は、「大宮町賃貸住宅再生マスタープラン」を受け、建替えと小規模町営住宅の統廃合により建設された町営住宅団地。敷地北側には蛍の生息する湧木池があり、団地内にそこからの水路を設け、緑豊かな親水空間(ビオトープ)を設けると共に、雨水調整用の水路としても活用が図られている。周辺の田園的な景観に馴染むように、特徴的な屋根を持つ住棟を緩やかな曲線状に並べ、変化ある景観形成が図られている。
●事業者:大宮町 / 所在地:茨城県那珂郡大宮町
●竣工:1999年
●設計:横須賀満夫建築設計事務所
●構造・規模:RC造3、4階建 144戸
●敷地面積:約26,200㎡(1,2工区のみ) / 延床面積:約3,280㎡(1,2工区のみ)

茨城県営笠間アパート 『地域の「農」とつながるヴァナキュラー集住体の形成』

笠間アパートは、丘陵地外縁部に位置し、《地域の「農」とつながるヴァナキュラー集住体》の形成を目指した県営住宅団地。低地の田圃に岬状に張り出した敷地は北側から東側を田に、西側を溜池と尾根状に伸びる既存林とに固まれている。既存林を残し造成を極力抑えつつ、敷地北側にRC住棟を、南側に木造住棟を配している。
●事業者:茨城県 / 所在地:茨城県笠間市
●竣工:2001年
●設計:藤本昌也+ 現代計画研究所
●構造:RC造 3階建、木造2階建 全91戸
●敷地面積:約21,300㎡ / 延床面積:約7,170㎡

コーポレート清瀬駅南 『緑豊かな立地に相応しい良質な住環境の創出』

コーポレート清瀬駅南は「野火止用水」に隣接し 、農家の屋敷林や畑等が混在する武蔵野のイメージを色濃く残した地域に立地している。屋上緑化や、屋上に降った雨を地下の雨水貯留槽に貯留し太陽電池の電力によりポンプアップしせせらぎに利用した親水施設、浸透性舗装、自転車置場の壁面緑化、住戸内通風装置、リサイクル建材の利用などの環境共生技術が採用されている。
●事業者:都市公団(当時)埼玉地域支社 /所在地:埼玉県新座市
●竣工:1997年
●設計:都市公団(当時)埼玉地域支社
●構造・規模:RC造 6ー7階建 4棟 186戸
●敷地面積:約9,500㎡ / 延床面積:約13,400㎡

グローブコー卜大宮南中野 『地域に溶け込む豊かな住環境の創出を実現』

敷地は大宮台地の端に位置し、高低差6mの南面傾斜地であり、この敷地特性を最大限に活かした配置計画を行うとともに、東側道路沿いに提供公園と並木道を配置し、周辺と一体となる緑のネットワークが展開されている。住棟は、空地および緑地を最大限に確保し、日当たりのよい南面、南東面向きに曲面配置され、快適な戸建て指向の個性的な住戸構成となっている。当団地は事業化にあたって「環境共生住宅市街地モデル事業」の適用を受けている。
●事業者:埼玉県住宅供給公社 / 所在地:埼玉県大宮市南中野
●竣工:1996年
●設計:㈱竹中工務店
●構造・規模:RC造 115戸
●敷地面積:11,415.15㎡ / 延床面積:12,897.37㎡

アーベイン朝霞根岸台セゾンヒルズ 『家庭菜園・バーベキューガーデンによる交流』

周辺は畑が多く、昔ながらの田園風景が今も残っている住宅地域である。敷地は、起伏も大きく南西斜面となっている。環境共生配慮事項として、緑化による自然の保全、通風及び採光量の拡大による自然エネルギーの有効利用、斜面地利用、高断熱によるエネルギーの節減、家庭菜園等が採用されている。
●事業者:㈱リブラン / 所在地:埼玉県朝霞市根岸台
●竣工:1998年
●設計:㈱タック
●構造・規模:RC造 地上3階 地下1階建 55戸
●敷地面積:3,441㎡ / 延床面積:4,606㎡

県営三芳北永井森の里団地 『江戸時代から続く農林環境との親和、自然の恵みの継承をテーマ』

敷地一帯は、豊かな緑土と地下水に恵まれ、江戸時代に開拓された三富新田の歴史的景観が残る。森の里団地は、こうした江戸時代から続く農林環境とともに生き続ける住まいづくり、自然の恵みを活かした暮らしづくりをテーマに建設された。雑木林の保全再生を柱に郷土景観との融和、現場発生材の再生利用、太陽エネルギーの活用、地下水の保全、住民による団地管理の促進等が図られている。
●事業者:埼玉県住宅都市部住宅建設課 / 所在地:埼玉県三芳町
●竣工:1998年
●設計:㈱市浦都市開発建築コンサルタン ツ
●構造・規模:RC造、地上4階建~7階建
●敷地面積:8,769,17㎡ / 延床面積:6,011.78㎡

ガーデンプラザ新検見川 『都市と田園のゆるやかな調和をテーマ』

「ガーデンプラザ新検見川」は、幕張新都心の北約4kmに位置し、花見川とその河岸段丘の緑、東大のグランドや緑化試験場の森など、緑豊かな周辺環境に恵まれている。当団地では「環境共生住宅」を設計コンセプトとした大型の永住型ファミリータイプ住戸が供給されている。環境共生配慮事項として、落ち葉のコンポスト化、地域本来の植生の回復 等が採用されている。
●事業者:鹿島建設㈱ / 所在地:千葉県千葉市花見川区
●竣工:2003年
●設計:鹿島建設㈱
●構造・規模:RC造、SRC造 1,037戸
●敷地面積:67,379.14㎡ / 延床面積:110,154.45㎡

東急季美の森「Vie Naturelle」 『日本初の住宅とゴルフ場の一体的な複合開発』

敷地一帯は、豊かな緑土と地下水に恵まれ、江戸時代に開拓された三富新田の歴史的景観が残る。森の里団地は、こうした江戸時代から続く農林環境とともに生き続ける住まいづくり、自然の恵みを活かした暮らしづくりをテーマに建設された。雑木林の保全再生を柱に郷土景観との融和、現場発生材の再生利用、太陽エネルギーの活用、地下水の保全、住民による団地管理の促進等が図られている。
●事業者:東急不動産㈱ / 所在地:干葉県山武郡大網白里町
●竣工:2000年
●設計:東急不動産㈱
●構造・規模:木造2階建、2 x 4工法
●敷地面積:181~297㎡ / 延床面積:100~129㎡

都宮蓮根三丁目第3アパー卜 『「エコピア」の普及を目指す集合住宅』

環境に配慮した住宅「エコピア」の普及を目指した集合住宅。高密度市街地の中に緑道空間を創出し、地域の緑被率の向上に貢献している。この緑道は新河岸川の湿地帯であった蓮根の原風景を復元し遊び学べるビオトープとして「環境に配慮した社会づくり教育」のー環をになう場として活用されている。また、3、4階屋上の緑化、駐車場での緑化ブロックの使用、緑化フェンスを使った壁面緑化など積極的な緑化に取り組んでいる。
●事業者:東京都住宅局 / 所在地:東京都板橋区蓮根
●竣工:1998年
●設計:東京都住宅局・東部住宅建設事務所
●構造・規模:RC造、地上5階建 50戸
●敷地面積:3,430㎡ / 延床面積:3,990㎡

藤和ライブタウン緑山 『斜面立地を活かしつつ従前の緑の回復を重視』

藤和ライブタウン緑山は、多摩丘陵の面影を色濃く残す豊かな緑の中で潤いあふれる美しい街づくりが進められてきた縁山住宅地内に位置している。南東傾斜の丘という地勢メリットを活かし、低層3階建ての3棟をヒナ壇状に配置し、豊かな眺望と採光、通風を重視している。環境共生配慮事項としては太陽熱発電、雨水浸透性舗装の採用、外溝および住棟屋上・壁面の緑化等に取り組まれている。
●事業者:藤和不動産㈱、工フティー都市開発㈱ / 所在地:東京都町田市三輪緑山
●竣工:1999年
●設計:㈱山設計工房
●構造・規模:RC造 地上1階建 地下3階  94戸
●敷地面積:8797,97㎡ / 延床面積:8745,62㎡

経堂の杜 『つくば方式とパッシブデザインを組合せた都市居住』

世田谷の市街地に立地する[経堂の杜」は、「つくば方式」(スケル卜ン定借)、コーポラティブ、スケルトン建築、パッシブデザイン、建築付帯緑化、高断熱性能、樹齢120年の樹林の保全、ビオトープなとの要素を組み合わせ、都市居住における本格的な環境共生を目指した12戸からなる集合住宅。積極的に整備された「自然環境」と、パッシプデザインを考慮した「建物」が一体となって、全体として一つの大きな「天然の空調装置」として機能するように計画されている点が特徴。
●事業者:経堂エコロジーヴィレッジ建設組合 / 所在地:東京都世田谷区
●竣工:2000年
●設計:建築㈱邑計画工房
●構造・規模:RC造 12戸
●敷地面積:784.4㎡ / 延床面積:1,661.6㎡

長峰杜の一番街~五番街『人と自然が仲良く共存できる潤いのあるまち』

長峰杜の一番街~五番街は、緑の多い多摩ニュータウンのなかでも特に緑が豊富な地域に位置している。当団地では、雨水地下浸透工法・コンクリート再生砕石利用・屋上緑化(集会所) パッシブ/アクテイブソーラー住宅等、環境共生の技術要素が総合的に導入されている。さらに、採光通風に有利な高窓を可能にしたフラットビーム構造の中層住宅、既存樹木の利活用など、公団(当時)としては初の試みも取り入れられている。
●事業者:都市公団(当時)東京支社 / 所在地:東京都稲城市
●竣工:1996年
●設計:都市公団(当時)東京支社
●構造・規模:RC造、5-14階建、19棟 944戸
●敷地面積:116,000㎡ / 延床面積:130,000㎡

コンフォール十日市場 『公共賃貸住宅総合再生事業による賃貸住宅』

コンフォール十日市場は、横浜市営十日市場住宅の建替えに際し、公共賃貸住宅総合再生事業として建設された賃貸住宅(建替え団地)。敷地周辺は多摩丘陵地の一部にあたり、恩田川や広大な保存緑地など豊かな自然に囲まれたなだらかな丘陵地である。環境共生配慮事項として屋上緑化、各戸用の雨水貯留システム(天水桶)等が採用されている。
●事業者:都市公団(当時)神奈川地域支社 /所在地:横浜市緑区
●竣工:1999年
●設計:都市公団(当時)神奈川地域支社
●構造・規模:RC造、5-9階建 3棟 140戸
●敷地面積:(六番街)約5,100㎡ (七番街)約4,700㎡ /
延床面積:(六番街)約6,100㎡ (七番街)約6,300㎡

LlME長津田ステーションフロント 『外部環境の健康・快適性を重視』

敷地は長津田駅からの利便性に恵まれた立地でありながら閑静な戸建住宅街に囲まれている。「LlME長津田ステーションフロント」では住戸内だけではなく外部にわたって周辺環境との共生に取り組まれており、雨水の地下ピット貯留と雨水利用、透水性舗装によるヒートアイランド現象の低減、落葉樹の効果的配置による夏季日射遮蔽と冬季日射取得等が採用されている。
●事業者:東急不動産㈱・相互住宅㈱ / 所在地:神奈川県横浜市緑区長津田
●竣工:1998年
●設計:㈱東急設計コンサルタント
●構造・規模:RC造、地上5階建(一部2階建) 3棟 240戸
●敷地面積:1.35ha / 延床面積:2LDK(61.19㎡)~4LDK(108.21㎡)

相模原市営上九沢住宅 『豊かな自然環境と景観に恵まれた集合住宅団地』

相模原市営上九沢住宅は市営住宅としては環境共生市街地モデル事業を導入した最大の敷地規模を持つ建替団地。敷地は、南部に農用地が広がり、相模川南方に丹沢大山山系を望むことができる、豊かな自然環境と景観に恵まれている。環境共生配慮事項として、太陽光パネル、太陽熱温水パネル、雨水のトイレ利用等が採用されている。
●事業者:相模原市 / 所在地:神奈川県相模原市上九沢
●竣工:2002年
●設計:㈱アルコム
●構造・規模:RC造 地下1階 地上6~14階建 546戸
●敷地面積:約31,897㎡ / 延床面積:約53,000㎡

レーベンスガルテン山崎 『環境共生型住宅・新鎌倉さとずまい』

レーベンスガルテン山崎は、鎌倉市北部の丘陵部と大船市街地の平地との境界部に位置する。周辺地域は良好な自然環境が残されている谷戸地形で、住宅、農地、樹林などが混在した地域となっている。こうした周辺環境を考慮し、屋上緑化や、クラインガルデン(18区画)の設置などにより、環境共生が配慮されている。
●事業者:都市公団(当時)神奈川地域支社 / 所在地:神奈川県鎌倉市
●竣工:2000年
●設計:都市公団(当時)神奈川地域支社
●構造・規模:RC造 7棟
●敷地面積:約23,500㎡ / 延床面積:約42,000㎡

竜ヶ崎ニュータウン龍ヶ岡中心地区「新世紀邑」 『コミュニティ形成に資する暮らしを提供する街づくり』

東京-つくば研究学園都市-成田新東京国際空港のトライアングルの中央に位置する龍ヶ崎ニュータウンは地区内外に水や緑の豊かな自然環境に恵まれている。「新世紀邑」は「エコロジカルな新郊外生活」をテーマに、環境負荷の小さい自然と共生する街並みを計画した住宅地。既存樹林を極力残し地区内に緑地帯が形成されているほか、ビオトープも設置されている。
●事業者:都市公団(当時)茨城地域支社 / 所在地:茨城県竜ヶ崎市
●敷地面積:344.8ha

EcohS HouseⅡ 『都市におけるパッシブソーラーハウス』

都市におけるパッシブソーラーハウス。建物を上下に貫く大吹き抜け空聞が間取りの中心に配置されており、温熱環境の緩衝帯として積極的に光・熱・風を室内へ導いている。また、吸放湿性に優れた自然素材と放射式暖冷房により快適な空間造りとエネルギー消費を低減させている。ライフステージ等の変化に対応できる構造・プランニングとこれを支えるDIYによる日頃のメンテナンス・50年点検システムによりLCEの低減を図っている。
●事業者:個人 / 所在地:川崎市宮前区
●竣工:2000年
●延床面積:239.53㎡

81〜100(111件中)