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公園団地諏訪野  『コモンを中心としたコミュニティ形成』

企画段階から環境との共生に積極的に取り組み、国がすすめる「環境共生住宅市街地モデル事業」制度を採用した住宅地。コモンを中心として数戸の住宅によって奥行きの深いまちなみ景観が形成されており、街路樹やシンボルツリーが大きく成長し緑豊かな住環境が実現されている。
●事業者:福島県住宅生活協同組合 / 所在地:福島県伊達市諏訪野
●竣工:1996年3月
●基本設計:宮脇檀建築研究室
実施設計:フタバコンサルタント㈱
●規模:304区画
●敷地面積:126000㎡

シャレール荻窪 『荻窪団地の建替事業~風やコゲラが遊ぶまち』

シャレール荻窪は、UR賃貸住宅荻窪団地の建替事業。配置計画当初より団地住民や周辺地域住民を交えたワークショップを開催し、荻窪らしさに配慮した再生コンセプトが検討され、この再生コンセプトをもとに防災・景観・環境・コミュニティをポイントとして団地の骨格が形成された。
風の道を活かす配置計画や住戸計画といったパッシブクーラー設計、設備や舗装、緑化などの面での環境配慮技術の採用、太陽光パネルによる電力供給などに取り組んでいる。
●環境共生要素技術:[省エネ][省資源][親和性][健康快適]
●事業者:(独)都市再生機構東日本賃貸住宅本部 / 所在地:東京都杉並区
●竣工:2011年
●設計:(株)山設計工房
●構造・規模:RC造4階建 2棟 411戸
●敷地面積:25,514.50㎡ / 延床面積:30,475.67㎡

ルミリア鉄生 『環境に配慮したトリプルエコの街』

ルミリア鉄生は、CO2排出量40%削減をめざし「環境に配慮したトリプルエコの街」をコンセプトに掲げた大和ハウス工業による戸建住宅のまちづくり。
「トリプルエコ」の取り組みとしては、エコキュート、エコウィル、エネファーム、太陽光発電などの「エコアイテム」、宅地内の緑化率を高め地域に適合した樹木を植樹する「エコサポ」、自社開発のecoナビゲーターやエアコンナビを利用した入居前の省エネ性能や太陽光発電の効果、高断熱・高気密住宅に適したエアコンの選定などの「エコ育」の3つがある。
●事業者:大和ハウス工業(株) / 所在地:福岡県北九州市
●竣工:2009年(Ⅰ工区分譲開始)
●戸数:Ⅰ工区40戸 Ⅱ工区61戸

LCCO2マイナス住宅亀山モデル 『次世代ゼロ・エネルギー住宅』

「次世代ゼロ・エネルギー住宅」(ライフサイクルCO2マイナス住宅亀山モデル)は、年間の消費エネルギーと発電エネルギーの収支をゼロ以下(発電量が消費量を上回る)とすることで、生活段階のエネルギー収支、CO2収支をゼロにするだけでなく、建設時のCO2排出も相殺できるように設計された住宅。亀山モデルは、ミサワホームの実証住宅として建設されたものであり、実証期間終了後から現在の居住者が居住しているもの。
高い断熱性能と高性能な設備機器類が設置されており、太陽光発電は8.5kWを搭載。余剰電力分でCO2排出量をキャンセルすることが最大の特徴。その他、ヒートポンプ冷温水システムとパネルルーバー輻射冷暖房、LED照明、ブラインドシャッターによる日射遮蔽、通風に配慮した欄間建具、緑化のためのシステムパーゴラや緑化ルーバーなど、様々な技術が採用されている。
●事業者:ミサワホーム(株) / 所在地:三重県亀山市
●竣工:2009年
●延床面積:138㎡

コモンステージ弥生が丘 『まんなかでつながる生活』

コモンステージ弥生が丘は、「快適な住まい」「交流あるみち」「四季折々の自然」「心強い安全」の4つの心地よさがつながる戸建住宅のまち。まちの中央に縦横に計画された「緑道」の交差部には「交流の広場」。交流の場・共用のオープンスペース「コモン」がつながる豊かでうるおいのある街区を形成している。
90%以上の宅地が「緑道」や「コモン」、2方向道路に面し、日照・通風・緑などが享受できる計画のもと、隣人どうしのつながり・コミュニティを大切にするまちづくりが進められている。
●事業者:積水ハウス(株) / 所在地:佐賀県鳥栖市
●竣工:2010年(分譲開始)
●開発面積:32,622.97㎡ 108戸

水俣エコハウス 『足るを知る普通の家 なごみともやい』

温暖な気候で高温多湿な地域である水俣市において、夏は暑くない程度、冬は寒くない程度といった地域にふさわしい住宅環境性能を確保し、家の内外の融合性すなわち自然との「もやい」を大切に、昔からのさまざまな知恵や工夫を取り入れた住宅。
地元の木と土と紙を使い、地元の職人による伝統構法により地域の活性化にも配慮されている。
環境省エコハウスモデル事業における「20のチャレンジ」のひとつに選定された住宅。
●事業者:水俣市 / 所在地:熊本県水俣市
●竣工:2010年
●設計:すまい塾古川設計(有)
●構造・規模:木造2階建
●敷地面積:361.69㎡ / 延床面積130.61㎡

近江八幡エコハウス 『湖国の風土に寄りそう暮らし』

パッシブデザインを設計に取り入れ、断熱・気密性能や通風などの建物の基本的な環境性能を備えたうえで、縁側や土間などの中間領域をつくることで、建物の「内」と「外」の連続性を高め、自然の恵みや季節の流れとつながる暮らしが提案された住宅。
環境省エコハウスモデル事業における「20のチャレンジ」のひとつに選定された住宅。
●事業者:近江八幡市 / 所在地:滋賀県近江八幡市
●竣工:2010年
●設計:(株)片淵建築事務所 / 施工:(株)辻正
●構造規模:木造2階建
●敷地面積:487.13㎡ / 延床面積:183.36㎡

下川町エコハウス 『森林と、人と、まちを育む家』

最高気温30℃、最低気温-30℃という年間気温差60℃に達するような激しい寒暖の差、町の面積の90%を森林が占めることから森林・林業を基盤とした町の発展、といった地域特性を活かし、大きな開口部による森林とのつながりで開放感のある空間を確保しながら、高い断熱性能により、温度ムラの少ない快適な室内環境を実現したエコハウス。
木材のほとんどを地域の森林から伐採されたFSC認証材でまかなっており、地域の方々に愛着をもっていただき、長く大切に使い続けていくことへつなげていくことにも配慮されている。
環境省エコハウスモデル事業における「20のチャレンジ」のひとつに選定された住宅。
●事業者:下川町 / 所在地:北海道上川郡下川町
●竣工:2010年
●設計:櫻井百子-アトリエmomo / 施工:市村・丸昭高橋経常建設共同企業体
●構造・規模:木造2階建
●敷地面積:916.42㎡ / 延床面積:249.30㎡

新都心銘苅市営住宅 『「風」「水」「緑」と向き合う工夫や知恵』

新都心銘苅(めかる)市営住宅は、新都心として開発された地区に建設された環境共生型の集合住宅団地である。
銘苅市営住宅では、「環境共生住宅」という言葉を知るずっと以前から、沖縄ではごく当たり前のように行われてきた「風が通り抜け」「水を利用し」「緑を植える」といったしつらえが採用されている。
●事業者:那覇市 / 所在地:沖縄県那覇市銘苅
●竣工:2002年
●設計:末吉栄三計画研究室
●構造・規模:RC造9階建

土佐派の家 『土佐の伝統的な材料、構・工法を受け継ぎながら、新しい建築を創造』

高知市は土佐の政治・文化・経済の中心として発展し、幕末・明治期には、坂本龍馬や板垣退助などの偉人を多く排出した歴史豊かなまち。こうした歴史的背景をもつまちにおいて、土佐の伝統的な材料、構・工法を受け継ぎながら、新しい建築を創造している設計集団「土佐派」による住宅・事務所・寺社等の事例。
●設計:土佐派 / 所在地:高知県高知市・南国市

東京都新宿住宅展示場 『東京都「住環境施策」パートナー』

東京都新宿展示場は、東京都が考える「東京の家」に必要な住宅性能を体感できる住宅展示場として、地権者(東京都)、事業者((株)ファジー・アド・オフィス)が施策連動し、東京ガスとリビングデザインセンターOZONEが協働して実現した住宅展示場。
※現在は展示が終了し、解体されている。
●事業者:東京都、(株)ファジー・アド・オフィス / 所在地:東京都新宿区
●竣工:2009年

神戸三田国際公園都市 カルチャータウン 『質の高い居住環境を中心に、学術・文化の交流機能を併せもつエリア』

“神戸三田”国際公園都市は、兵庫県、神戸市、三田市、都市基盤整備公団の4者が一体となって開発した都市で、快適な居住空間と、働き学び憩い、かつ交流する高次都市機能を兼ね備えた複合都市機能の形成をめざした街である。
その中で、カルチャータウンは「質の高い居住環境を中心に、学術・文化の交流機能を併せもつエリア」として位置づけられており、住宅ゾーン、学園ゾーン、地区センターの3つのゾーンで構成されている。
●事業者:兵庫県 / 所在地:兵庫県三田市
●開発面積:150ha

グリーンティエラ星が丘 『民間デベロッパーとして初めて環境共生住宅の認定をうけた集合住宅』

グリーンティエラ星が丘は、2001年3月に(財)建築環境・省エネルギー機構による環境共生住宅の認定を受けた集合住宅である。
この集合住宅には、環境共生住宅としてのさまざまな工夫や技術が採用されているが、一番の特徴は、水と緑に囲まれた住環境という点である。敷地内はもちろんのこと、住棟や駐車場棟、エントランス棟の屋上等において積極的な緑化が行われ、これらの合計面積は2000㎡以上。敷地面積5754㎡に対して36%が緑化されていることになる。
●事業者:(株)大京 扶桑レクセル(株) / 所在地:神奈川県相模原市
●竣工:2002年
●構造・規模:RC造6階建
●敷地面積:5,754㎡

トヨタ夢の住宅PAPI 『約10年後の近未来の生活を提案した実験住宅』

「PAPI」はトヨタホームによる“夢の住宅”であり、自動車、住宅、ITの技術の融合により誕生し、近未来の暮らしを描いた実験住宅である。
太陽光発電した電気を蓄えた燃料電池からPHVに充電。その間もHEMSが家庭内の照明や空調、家電機器など電力消費を監視し最適な充電量をコントロール。電力消費量や蓄電量の増減を感知し、停電など不測の事態に燃料電池の蓄電池で足りなくなった場合、クルマが発電装置として家と一体化できるなど次世代を見据えた新技術を施している。
●事業者:トヨタホーム(株) / 所在地:愛知県長久手市
●竣工:2004年
●構造・規模:鉄骨造2階建
●敷地面積:3,500㎡ / 延床面積:633㎡

地球のたまご 『住宅のスケールを持ち、地元の木を使って建てられた社屋』

「地球のたまご」は、OMソーラー協会の本社社屋で、OMソーラーの集大成として、外気導入式パッシブソーラーの粋を集め、敷地全体で環境共生を志向した施設である。
ここから様々な技術が生まれていくように、との思いをこめて「地球のたまご」と名付けられている。
●事業者:OMソーラー(株) / 所在地:静岡県浜松市
●竣工:2004年
●設計:永田昌民+旧OM研究所 / 施工:須山建設(株)(建築・外構)
●構造・規模:木造2階建
●敷地面積:32,700.05㎡ / 延床面積:2,191.65㎡

愛知万博/NEDOエネルギープラント 『分散型エネルギーシステム導入の足掛かり』

(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)では、愛知万博のテーマ「自然の叡智」を具現化する施設として新エネルギープラントを博覧会会場内に設置した。
ここで発電した電力を長久手日本館に供給したほか、NEDOパビリオンへも供給しており、分散型エネルギーシステムの本格的な導入への足掛かりとして研究が進められた。
※愛知万博終了後、解体されている。
●事業者:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) / 所在地:愛知県愛知郡長久手町

愛知万博/バイオラング 『生物の力による都市の肺機能』

バイオラングは愛知万博会場内に設置された世界最大級の緑化された垂直壁であり、会場における魅力的なランドスケープの創出だけでなく、今後の都市におけるCO2対策や微気候を緩和する装置としての役割が期待されている。
庭から里山・奥山へと多層的に連なる日本の風土をデザインの中に取り入れており、導入する植物にはできるだけ日本古来の種類を取り入れたほか、バイオラングタワー(中央の2つの高い部分)では鎮守の守を再現しており、全体として「自然と共生した日本の美しい風土」を感じさせるデザインを目指している。
※愛知万博終了後、解体されている。
●事業者:(財)都市緑化技術開発機構 / 所在地:愛知県愛知郡長久手町
●竣工:2005年
●設計:(株)栗生総合計画事務所(建築設計)
●構造・規模:鉄骨造 /
幅50m、高さ15m(タワー部25m)、緑化総面積3,500㎡、導入植物約200種・20万株

志段味循環型モデル住宅(現 シティーファミリー志段味) 『愛・地球博に合わせて建設された公営賃貸住宅』

志段味循環型モデル住宅(現 シティーファミリー志段味)は、名古屋市住宅供給公社が主体となり、環境配慮への提案については民間企業4社からの協力を得て完成した住宅で、名古屋市出身の芸術家荒川修作氏の構想も盛り込まれている。
敷地内にはAからDまでの4棟の建物が建っているが、それぞれ別のテーマをもっており、全体として、様々な環境への配慮とともに、地域や家族間の人と人とのふれあいやつながりを大切にすることに目をむけて取り組まれている。
●事業者:名古屋市住宅供給公社 / 所在地:名古屋市守山区
●竣工:2005年
●設計・施工:徳倉建設(株)
●構造・規模:RC造2階建

鶴川台エコビレッジ 『(一財)住宅生産振興財団とkkjによる環境共生分譲住宅地第一号』

鶴川台エコビレッジは、都市公団が開発した都市庭園鶴川台の一角を占める定期借地権付分譲住宅地で、環境共生住宅9区画、環境共生推奨街区20区画からなる、環境に配慮した分譲住宅地。
環境に対する供給者側の思いをエンドユーザーに伝えるために、太陽光発電、雨水貯留、生ゴミ処理機といった環境共生としてわかりやすい技術が取り入れられるとともに、擁壁部のグリーンパネル設置による連続した緑の形成や植栽インターロッキングによる駐車場等、外構植栽に十分配慮されている。
●事業者:都市基盤整備公団 / 所在地:東京都町田市
●コーディネート:(一財)住宅生産振興財団 (一社)環境共生住宅推進協議会
●竣工:2003年
●構造・規模:軽量鉄骨構造・木質パネル工法・木造軸組工法・ツーバイフォー工法
●敷地面積:165.79〜213.29㎡

サステナブル・デザイン・ラボラトリー 『サステナビリティをテーマとした、新たな住まいの研究施設』

サステナブル・デザイン・ラボラトリーは「サステナブル」をこれからの時代のキーワードとして捉え、“ひとと地球の未来に届ける住まいづくり”を考える研究施設として建設された。
自然の風や太陽の光・熱をうまく取り込んで豊かな生活が送れるように、様々な工夫や取り組みがなされている。
人間の暮らしが将来の地球環境にもたらす影響、新たな住まいやライフスタイルなどについて実証実験や、持続可能な社会にふさわしい次世代の住まいのあり方について研究が行われている。
一般公開されており、申し込みの上、見学可能。
●事業者:積水ハウス(株) / 所在地:東京都国立市
●竣工:2006年
●構造・規模:居住検証棟 重量鉄骨造2階建(縁側部木造)/ 運営管理棟 木造平屋建
●敷地面積:396.59㎡ / 延床面積:居住検証棟 197.85㎡、運営管理棟 59.64㎡

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