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愛知万博/バイオラング 『生物の力による都市の肺機能』

バイオラングは愛知万博会場内に設置された世界最大級の緑化された垂直壁であり、会場における魅力的なランドスケープの創出だけでなく、今後の都市におけるCO2対策や微気候を緩和する装置としての役割が期待されている。
庭から里山・奥山へと多層的に連なる日本の風土をデザインの中に取り入れており、導入する植物にはできるだけ日本古来の種類を取り入れたほか、バイオラングタワー(中央の2つの高い部分)では鎮守の守を再現しており、全体として「自然と共生した日本の美しい風土」を感じさせるデザインを目指している。
※愛知万博終了後、解体されている。
●事業者:(財)都市緑化技術開発機構 / 所在地:愛知県愛知郡長久手町
●竣工:2005年
●設計:(株)栗生総合計画事務所(建築設計)
●構造・規模:鉄骨造 /
幅50m、高さ15m(タワー部25m)、緑化総面積3,500㎡、導入植物約200種・20万株

志段味循環型モデル住宅(現 シティーファミリー志段味) 『愛・地球博に合わせて建設された公営賃貸住宅』

志段味循環型モデル住宅(現 シティーファミリー志段味)は、名古屋市住宅供給公社が主体となり、環境配慮への提案については民間企業4社からの協力を得て完成した住宅で、名古屋市出身の芸術家荒川修作氏の構想も盛り込まれている。
敷地内にはAからDまでの4棟の建物が建っているが、それぞれ別のテーマをもっており、全体として、様々な環境への配慮とともに、地域や家族間の人と人とのふれあいやつながりを大切にすることに目をむけて取り組まれている。
●事業者:名古屋市住宅供給公社 / 所在地:名古屋市守山区
●竣工:2005年
●設計・施工:徳倉建設(株)
●構造・規模:RC造2階建

鶴川台エコビレッジ 『(一財)住宅生産振興財団とkkjによる環境共生分譲住宅地第一号』

鶴川台エコビレッジは、都市公団が開発した都市庭園鶴川台の一角を占める定期借地権付分譲住宅地で、環境共生住宅9区画、環境共生推奨街区20区画からなる、環境に配慮した分譲住宅地。
環境に対する供給者側の思いをエンドユーザーに伝えるために、太陽光発電、雨水貯留、生ゴミ処理機といった環境共生としてわかりやすい技術が取り入れられるとともに、擁壁部のグリーンパネル設置による連続した緑の形成や植栽インターロッキングによる駐車場等、外構植栽に十分配慮されている。
●事業者:都市基盤整備公団 / 所在地:東京都町田市
●コーディネート:(一財)住宅生産振興財団 (一社)環境共生住宅推進協議会
●竣工:2003年
●構造・規模:軽量鉄骨構造・木質パネル工法・木造軸組工法・ツーバイフォー工法
●敷地面積:165.79〜213.29㎡

インキュベーション・オン・キャンパス本庄早稲田 『新ビジネス創造の場 早稲田大学本庄キャンパス内の「産学連携拠点」』

インキュベーション・オン・キャンパス本庄早稲田は、省エネルギー、省資源、里山に棲息しているオオタカへの配慮を主体とした生態系や自然環境との共生を設計コンセプトとした、「大学」と「地域産業」との共同研究施設。
環境系・情報系の研究を行う施設として、大学側と設計者が基本設計という比較的早い段階から連携をとりつつ計画を進めることで、サステイナブル建築としての様々な試みを実践できる、環境負荷の少ない、自然観用途共生した建築となることをめざしている。
●事業者:財団法人 本庄国際リサーチパーク研究推進機構 / 所在地:埼玉県本庄市
●竣工:2003年
●設計:(株)日本設計
●構造・規模:RC造3階建
●延床面積:7,723㎡

eco ideas HOUSE(エコアイディアハウス) 『おウチまるごと「CO2±0」の暮らし』

「eco ideas HOUSE(エコアイディアハウス)はパナソニックによって提案されたおウチまるごと「CO2±0(ゼロ)」の暮らし。
家電製品の省エネ性能を高め、高断熱の建築材料なども活用し、CO2を徹底的に削減。それでも必要となるエネルギーは、太陽光発電、燃料電池、蓄電池による創エネ・蓄エネでまかなう。これらをつなぎ、エネルギーをかしこくコントロールするホームエネルギーマネジメントシステムでCO2±0(ゼロ)とする。
さらに、「風・光・水・熱」の自然の恵みを上手にとりいれて、心地よいくらしを実現する。
●事業者:パナソニック(株) / 所在地:東京都江東区
●竣工(改装):2009年
●構造・規模:鉄骨造2階建(パナホーム(株))
●延床面積:262㎡

つくばプロジェクト葛城地区 『つくばスタイルの具現化とブランド化をめざしたイメージリーダー街区』

2005年8月24日に開通したつくばエキスプレス沿線では、鉄道と一体となったまちづくりが進行中であり、20の駅とともに18のまちが誕生する。つくば葛城地区はそのうちのひとつ、「研究学園」駅から徒歩5分の位置に建設されたまちである。
「つくば」は都市的利便性、豊な自然と農作物の恵み、知の集積という3つの特色が生かされたライフスタイル「つくばスタイル」が享受できる環境となっている。このつくばスタイルの具現化とブランド化をまちづくりの目標として掲げ、都市再生機構が宅地開発した住宅地約1haのイメージリーダー街区に13社がモデル住宅を建設、展示したのが葛城地区である。
●事業者:茨城県 (独)都市再生機構 / 所在地:茨城県つくば市
●宅地開発面積:約1ha

船橋美し学園 芽吹の杜 『(一財)住宅生産振興財団のコーディネートにより実現した環境共生に配慮したまちづくり』

芽吹の杜は、「エコ・ライフを積極的にサポートするまち」「環境技術を積極的に取り入れるまち」「自然とのふれあいを感じられるまち」の3つのテーマを掲げ、環境共生に配慮したまちづくりを目指した「住宅総合展示事業」として実現したプロジェクト。合計40棟の「環境にやさしい、暮らしに心地よい、充実仕様の住まい」として実現した。
自然素材を多用したシンボリックな駅舎や、ソーラー発電を取り入れた住宅など、行政、住宅メーカー、NPO等の協力のもと、まち全体で環境共生に取り組んでいる。
●コーディネート:(一財)住宅生産振興財団 / 所在地:千葉県船橋市
●竣工:2004年(住宅総合展示事業部分)

アイランドシティ照葉のまち 『生きる力を呼び覚ますまち』

「アイランドシティ照葉のまち」は戸建て住宅と共に集合住宅も含めて総合的に実現したプロジェクト。「環境共生/健康/子ども/みんなで関わる」の4つをコンセプトに、生きる力を呼び覚ます街を目指している。
タウン内にふんだんに計画された森や緑地帯が、アイランドシティのシンボルである中央公園の緑とも連動し、美しい緑の島としての景観を創出。人々が気軽に集い、ふれあうスペースが豊かにあることで、住民によるコミュニティの醸成も自然に促されている。
●事業者:アイランドシティ住宅開発連合体 / 所在地:福岡県福岡市
●代表事業者:積水ハウス(株)
●事業期間:2004~2011年度
●区域面積:約18.5ha / 供給戸数:約1500戸

羽根木エコハウス 『地球と同居する家「エコハウス」で家一軒分のCO2排出削減効果を探る』

施主が常々考えていた、「人間は地球と他の生き物たちと一緒にこの地球で同居している。そのことを忘れていないか?」という仕事の中で使っている言葉を実現するもの、形として表した「エコハウス」。
太陽光発電などの要素技術だけではなく、建物の躯体性能そのものも環境に配慮してつくられている。
●事業者:個人 / 所在地:東京都世田谷区
●竣工:2000年
●設計:郡山芳斉設計工房 / 施工:(株)近藤工務店
●構造・規模:木造2階建
●延床面積:179㎡

中筋出作の家 『施主の思いを満たすことが自然と環境共生住宅に繋がった住まい』

太陽光発電と耐震性能にこだわった施主の思いと、供給者側の住まいづくりの方向性とが一致してできた環境共生認定住宅。
環境共生住宅に住むことで、居住者のライフスタイルや意識・感覚も変化している。
●事業者:個人 / 所在地:奈良県
●設計:サンヨーホームズ(株)
●構造・規模:鉄骨造2階建

高尾の家 『DIYでつくる環境共生住宅』

築35年の住宅をDIYで環境共生住宅に改修し、もう35年住むことをめざした例。
外断熱、耐久性向上、自然素材の活用、緑豊かな庭の活用、太陽熱利用などさまざまな工夫が凝らされているだけでなく、その中で楽しく暮らすことを実現している。
●環境共生要素技術:[省エネ][省資源][親和性][健康快適]
●事業者:個人 / 所在地:東京都八王子市
●竣工(改修):2003年
●設計:石崎竜一
●構造・規模:木造平屋建

庄戸の家 『自然エネルギー共生住宅』

建て替えを契機に太陽エネルギーを最大限活用できるように工夫された個人住宅。
住まい手の強い思いが、太陽エネルギーやビオトープなど形となって現れた住宅に住むことで、ライフスタイルも大きく変わった。
●事業者:個人 / 所在地:神奈川県横浜市
●竣工2000年
●設計:(有)コーク
●構造・規模:木造2階建
●敷地面積:259.13㎡ / 延床面積:129.04㎡

欅ハウス 『環境に配慮したコーポラティブハウス』

世田谷区の欅の庭をもつ地主の自然環境を保全活用しながらコーポラティブ方式で建てられた集合住宅。
保存された1本の欅を囲む階段と各戸のバルコニー等により全体で調和のとれた環境をつくっている。
●事業者:松陰エコヴィレッジ建設組合 / 所在地:東京都世田谷区
●設計:HAN環境・建築設計事務所 / 施工:環境建設
●企画コーディネート:(株)チームネット、(株)リブラン
●竣工:2003年
●構造・規模:RC造5階建
●敷地面積:986.95㎡ / 延床面積:1,492.08㎡

深沢環境共生住宅 『公営住宅団地における環境共生住宅型建て替え』

築後40年を経過した木造平屋建ての都営住宅を、世田谷区営住宅として建て替えた環境共生集合住宅。
永年にわたり居住者が育てた緑豊かな自然環境とコミュニティを、将来にわたって引き継ぎ育てることが周辺に波及できるような住まい・まちづくりが行われた。
●環境共生要素技術:[省エネ][省資源][親和性][健康快適]
●事業者:世田谷区 / 所在地:東京都世田谷区
●設計者: 世田谷区、市浦都市開発・岩村アトリエ共同企業体
●竣工年:1997年
●構造: 地上5階建RCラーメン構造(1号棟)、地上3階建RC壁式構造(2・3・4号棟)、地上4階建RC壁式構造(5号棟)
●敷地面積: 7,388.08㎡  / 延床面積: 6,200.47㎡

所沢 松が丘ウェストエリア  『分譲地全体での環境負荷の低減』

「地域の自然環境を尊重した開発」、「豊かな住環境の創出」を基本とし、地域全体の「環境負荷の低減」を図りながら周辺環境との調和、景観に配慮した質の高い住宅を目指した団地。分譲地の南側には武蔵野の面影を色濃く残す雑木林が存在しているため、南北の緑地を結ぶ連続性に考慮され「緑のネットワーク」が形成された。緑豊かで良好な住まい環境を維持するために、「緑化協定」が定められ、敷地面積の20%の緑化目標が設定されている。
●事業者:西武並道㈱ / 所在地:埼玉県所沢市松が丘
●供給形式:団地供給型
●建て方:戸建
●竣工:1999年

優悠ハウスおおいた21  『建築協定による地域景観の醸成』

国東半島の高台に建つ戸建住宅。自然との調和とゆとりのある住環境の形成のため、電線類の地中化、緑化、建築協定等によるまちづくりに取り組んでいる。太陽光発電、雨水の有効利用、建物の配置、形態・色彩、植栽等を総合的に計画。敷地は道路との緩衝空間として幅60cmの生け垣と二段植栽が設けられている。ンンボルツリーとして郷土種のウバメガシが植栽されている他、敷地内に四季の変化を感じられる樹木が植栽されている。
●事業者:大分県性宅供給公社 / 所在地:大分県東国東郡武蔵町向楊古
●供給形式:個別供給型
●建て方:戸建
●竣工:2000年

湯布院のまちづくり 『場所性にこだわったまち・建築・ものづくり』

「ゆふいんらしいものの在り様」を常に考え、実践してきた四人のトップランナーによる、場所性にこだわったまち・建築・ものづくり。
●循環型ものづくり-木のクラフト工房
●古民家を活かした山の中の宿-無量塔
●雑木林の創生と活用-玉の湯温泉
●湯布院の「ここ」感を意識した建築-亀の井別荘
●所在地:大分県由布市

会員NEXT21 『大阪ガスによる実験集合住宅』

NEXT21は、近未来の都市での環境・エネルギー・くらしについて考えていくため、大阪ガス(株)が大阪市内に建設した実験集合住宅。
1993年10月に竣工、翌年4月から1999年3月までの5年間、 また、2000年4月から2005年3月までの5年間、2007年4月から2012年3月までの5年間、計15年に渡り、社員の家族が実際に居住し、様々な実験を行っている。
●事業者:大阪ガス(株) / 所在地:大阪市天王寺区
●竣工:1993年
●設計:大阪ガスNEXT21建設委員会
●構造・規模:杭・基礎=直接基礎、B1階〜2階=鉄骨鉄筋コンクリート造、3階〜6階=プレキャストコンクリート+鉄筋コンクリート複合工法
●敷地面積:1,542.92㎡ / 延床面積:4,577.2㎡

○会員専用レポート(2013.5.17第4フェーズ見学会)
※閲覧には会員専用ページ用のIDとパスワードが必要です。

日本大学生物環境科学研究センター 『環境適応生物を活用する環境修復技術の開発の研究拠点』

大学のキャンパスはひとつの街である、という考え方の下、50ha以上の広大な敷地にある校舎、研究施設、農場などにより、エコロジカルな環境づくり、居住地づくりのモデル的な実験を試みているキャンパス。
生物環境科学研究センターは、その一角の谷地の地形のランドスケープを活かし、エコ建築、エコロジカルランドスケープの視点で設計された拠点施設で、「生物資源の持続可能な利用を実現する環境総合研究」を目的としている。
●事業者:日本大学生物資源科学部 / 所在地:神奈川県藤沢市

エコヴィレッジ鶴川きのかの家 『コーポラティブ方式による環境共生集合住宅』

「エコヴィレッジ鶴川 きのかの家」は、エコと健康をテーマに入居希望者を募集し、建設された30戸のコーポラティブハウス。
RC造逆梁工法で間取りの自由性を確保し、外断熱と複層ガラスで高断熱を実現、太陽熱給湯を半数の住戸が採用、屋上の大部分を菜園として利用、内装はムクの木材を中心に化学物質を含まない建材を使用、合板は不使用、大部分の住戸で電磁波対策採用、カーシェアリングも実施している。
●事業者:エコビレッジ鶴川建設組合 / 所在地:東京都町田市
●コーディネート:(株)アンビエックス
●設計:(株)アンビエックス他6事務所
●竣工:2006年12月
●構造・規模:RC造3階建 2棟
●敷地面積:2,500㎡  / 延床面積:1,996㎡

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