令和7年度第2回見学会『早稲田アリーナ』の実施概要を公開しました。
12月5日(金)に、会員向け見学会として『早稲田アリーナ』を見学して参りました。
■日 時:令和7年12月5日(金)13:00~15:00
■場 所:早稲田大学37号館 早稲田アリーナ
■講 師:早稲田大学 小平知香氏・株式会社 山下設計 水越英一郎氏
■参加人数:32名
早稲田大学37号館 早稲田アリーナは、多機能型スポーツアリーナを中心とする複合施設です。メインアリーナをはじめとする建物の大半を地下に埋設し、その地表を「戸山の丘」と名付けた自然豊かなパブリックスペースとして開放することで、大学と地域の新たな関係を生み出すことを目指しており、竣工後は地域の方々の憩いの場や近所の保育園の散歩コースとしても利用されるなど、幅広い世代を繋ぐきっかけを生み出しています。
また、大学やキャンパスが抱えていた多くの課題を解決するため、建築計画・ランドスケープ計画・設備計画の緻密な融合により、生活環境・地域環境・自然環境・地球環境といった様々な階層での環境改善に寄与する持続性に優れた施設・環境の実現を目指しており、こうした取り組みが評価され、(一財)住宅・建築SDGs推進センターによる第1回SDGs建築賞 -大規模建築部門- における「国土交通大臣賞」(2022年度)や(一社)日本建設業連合会による「日建連表彰 BCS(建築業協会)賞」(2022年度)を受賞しています。(参加案内の紹介文より抜粋)
今回の見学会では施設見学だけではなく、早稲田大学記念会堂の建替の経緯や早稲田アリーナの概要について、早稲田大学 キャンパス企画部の小平知香氏よりご解説いただいた他、意匠設計を担当された(株)山下設計 ジェネラルアーキテクトの水越英一郎様から、竣工後の性能検証についてもご講演いただき、大変充実した見学会となりました。