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トヨタ夢の住宅PAPI 『約10年後の近未来の生活を提案した実験住宅』

「PAPI」はトヨタホームによる“夢の住宅”であり、自動車、住宅、ITの技術の融合により誕生し、近未来の暮らしを描いた実験住宅である。
太陽光発電した電気を蓄えた燃料電池からPHVに充電。その間もHEMSが家庭内の照明や空調、家電機器など電力消費を監視し最適な充電量をコントロール。電力消費量や蓄電量の増減を感知し、停電など不測の事態に燃料電池の蓄電池で足りなくなった場合、クルマが発電装置として家と一体化できるなど次世代を見据えた新技術を施している。
●事業者:トヨタホーム(株) / 所在地:愛知県長久手市
●竣工:2004年
●構造・規模:鉄骨造2階建
●敷地面積:3,500㎡ / 延床面積:633㎡

愛知万博/NEDOエネルギープラント 『分散型エネルギーシステム導入の足掛かり』

(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)では、愛知万博のテーマ「自然の叡智」を具現化する施設として新エネルギープラントを博覧会会場内に設置した。
ここで発電した電力を長久手日本館に供給したほか、NEDOパビリオンへも供給しており、分散型エネルギーシステムの本格的な導入への足掛かりとして研究が進められた。
※愛知万博終了後、解体されている。
●事業者:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) / 所在地:愛知県愛知郡長久手町

愛知万博/バイオラング 『生物の力による都市の肺機能』

バイオラングは愛知万博会場内に設置された世界最大級の緑化された垂直壁であり、会場における魅力的なランドスケープの創出だけでなく、今後の都市におけるCO2対策や微気候を緩和する装置としての役割が期待されている。
庭から里山・奥山へと多層的に連なる日本の風土をデザインの中に取り入れており、導入する植物にはできるだけ日本古来の種類を取り入れたほか、バイオラングタワー(中央の2つの高い部分)では鎮守の守を再現しており、全体として「自然と共生した日本の美しい風土」を感じさせるデザインを目指している。
※愛知万博終了後、解体されている。
●事業者:(財)都市緑化技術開発機構 / 所在地:愛知県愛知郡長久手町
●竣工:2005年
●設計:(株)栗生総合計画事務所(建築設計)
●構造・規模:鉄骨造 /
幅50m、高さ15m(タワー部25m)、緑化総面積3,500㎡、導入植物約200種・20万株

志段味循環型モデル住宅(現 シティーファミリー志段味) 『愛・地球博に合わせて建設された公営賃貸住宅』

志段味循環型モデル住宅(現 シティーファミリー志段味)は、名古屋市住宅供給公社が主体となり、環境配慮への提案については民間企業4社からの協力を得て完成した住宅で、名古屋市出身の芸術家荒川修作氏の構想も盛り込まれている。
敷地内にはAからDまでの4棟の建物が建っているが、それぞれ別のテーマをもっており、全体として、様々な環境への配慮とともに、地域や家族間の人と人とのふれあいやつながりを大切にすることに目をむけて取り組まれている。
●事業者:名古屋市住宅供給公社 / 所在地:名古屋市守山区
●竣工:2005年
●設計・施工:徳倉建設(株)
●構造・規模:RC造2階建

アーバニア志賀公園 『「街に暮らしに花と緑の潤いを」をテーマとした住民参加の「花物語」計画の推進』

アーバニア志賀公園は、住工混在した大規模工場跡地の土地利用転換が進行する地域の中で、緑の都市軸を補完、都市公園と連続した緑、沿道型の住棟配置、防災拠点である都市公園と中学校との連結による防災ネットワーク化を担っている。また、環境共生配慮事項として、雨水利用、屋上緑化、太陽電池の採用、ピュトンファーム(温室、畑、クラブハウス)の設置などが取り組まれている。
●事業者:都市公団(当時)中部支社 / 所在地:名古屋市北区
●竣工:1997年
●設計:都市公団(当時)中部支社
●構造・規模:RC造 4-11階建 711戸
●敷地面積:約38,000㎡ / 延床面積:約60,800㎡

センチュリースクエア香久山 『開放的で自然との触れ合いの多い場の提供』

センチュリースクエア香久山は、環境を保全する仕組みを採用し、自然と触れ合う場を設け、開放的で触れ合いの多い施設となっている。環境共生配慮事項として、屋上緑化(一部)、雨水貯留とその再利用、ビオ卜ープの設置、太陽光発電等が採用されている。
●事業者:住友不動産㈱ / 所在地:日進市香久山
●竣工:2000年
●設計:㈱日建ハウジングシステム
●構造・規模:RC造 136戸
●敷地面積:9,798.87㎡ / 延床面積:16,473.34㎡

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