環境共生的な設備を利用する他に、
環境共生住宅に住んでいると実感することはありますか。
川村:壁面緑化の壁を見るときに象徴的に、「環境共生住宅」だということを感じます。実感としては、春の草木の芽吹き、夏のセミや蝶、秋の虫の音、冬のモズの鳴き声など、四季折々の自然が感じられるときです。
あとはとにかく住みやすいです。夏は風が通るほうだと思うし、冬は暖かい。下に人がいるから暖かいというのは断熱がしっかりされていない証拠ではないかと設計者の方に言われたことがありますけど。
普通の住宅では、夏の日中に外出する際には、窓を締め切って出かけざるを得ません。そうすると部屋の中に熱気が篭ってしまい、帰宅後、一度窓を開けて風を通したくらいではなかなか熱が抜けないので、クーラーをかけてしまったりするでしょう。だけど、この住宅では南面の吐き出し窓の上だけを開けておくことができます。そうすると熱気が抜けていくので、家に暑くていられないということはないんですよ。 |