あなたにもできること
消費者としての力
 資源を循環させる輪の中で、一番重要なことはなんでしょうか?ちょっと下の図を見て想像してみてください。
 資源循環の中で一番重要なのは、使う資源の量を少なくする、つまり「Reduce(発生抑制」という行為です。では、それはどんなことをすればいいのか?本当に小さいことですが、あなたにもできることがあります。

発生を抑制する-Reduse

 ゴミの中で一番多い割合を占めているのは梱包材です。梱包材は例えばテレビやパソコンなどの家電製品を買った時にも発生しますし、お土産を買った時の包装や、本を買った時のカバー類や、あるいはスーパーのビニール袋など、生活の中の様々な場面であなたに関わってきます。そんな時あなたの「それは必要ありません」という意思表示で、梱包材の過剰な発生を抑制することができます。とても簡単ですが、とても重要なことです。
 スーパーのレジで「マイ・バックがあるので袋はいりません」と言うことと、電化製品を買った時に発生する「梱包材や緩衝材を必要最低限にしてください」という行為は同じです。「過剰な包装は必要ありません」という意思表示をしていくことが、消費者にできる「発生抑制」です。消費者が「必要ない」というもの、受け入れないものを、企業が提供するでしょうか?

 

 その他にも、消費者にできる発生抑制があります。それはひとつのものを長く大切に使うという行為です。使い捨てでもかまわない質のものを安くたくさん買うよりも、長く手入れしながら使い続けることを選ぶ。そして、そういった資源の循環を意識した製品づくり、サービスを行う企業を評価していくことで、やがて社会の仕組みそのものが「資源循環型」に変わって行きます。なぜなら企業がそういった製品を提供しても消費者が受け入れなければ破綻しますし、反対に消費者がそういった製品を欲しいと思っても企業が提供しなければ、今の消費のシステムは変わらないからです。


Refine-分別する
 発生抑制の次に重要なのは「分別(Refine)」です。通常言われている「Recycle」とは、分別されて始めて資源としての価値を持ちます。つまり、ゴミか資源かの分かれ目は「分別」という行為にかかっているのです。そして人の手に勝る分別方法はありません。段ボールの分別ひとつとっても、例えば段ボールが紐ではなく、ガムテープでまとめられているだけで、各清掃センターに運ばれた後に、人の手によって、段ボールからガムテープが剥がされています。
 これは缶、これはビニール、これは木、これは紙という分別のルールを正しく理解し、ひとりひとりが分別をしっかり行うことで、資源はゴミではなく、新たな資源として循環の輪に入ることができるのです。

 

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