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| デンマークからの便りNo.8 『地域性とエコロジカル』 |
今年もクリスマスが近づいてきてコペンハーゲンもクリスマスのイルミネーションが灯る季節です。しかし今年はクリスマスのイルミネーションも省エネムード。

皆様がご存知の通り、今コペンハーゲンは COP15が大詰めをむかえ, 温暖化対策の新協定は、排出削減の義務づけと削減目標は決められない形で合意されました。 法的な規制を打ち立てられないままの来年へ議論は持ち越されるようです。 結局は政治的な力関係で押し切られ幕切れになった印象を持ちました。
それでも、世界各国から政治家、学者、NGO団体などが集まって、議論の場を作り、一人一人が考えるきっかけになったことは、意味のある事なのだと思います。
 市庁舎広場
コペンハーゲンはいつもの街の様子とは違うおもむきとなりました。 街中では、 COP15に関連したイベントやインスタレーションが至る所に目につきます。
コペンハーゲンの市庁舎広場に毎年飾られるクリスマスツリーも今年は特別です。
 クリスマスツリーの電灯はLEDで、自転車で自家発電!
町の中でみかけるのは、新たなエネルギー源になる風力発電、LED、電気自動車、自転車の活用など、環境ビジネスにまつわる物が多くみうけられました。
 ロンドン警察の電気自動車
 フランスの自転車
 LEDランプの照明
地球温暖化、温室効果ガス排出削減にまつわる議論の争点は複雑で多岐にわたり、しかも50年あるは100年後を含めた議論であるために、絶対的な解決策というものが国レベルても個人レベルでも出しにくい状況です。 , 快適な生活を支える 新しくコストのかからない 技術の発達と、個人個人が生活の中で何を選択していくかという事の積み重ねしか解決はないのだと思います。
国、地域ごとにその風土にみあった生活文化、伝統があります。 エコロジカルな生活は、それぞれの伝統的な生活習慣を見つめなおすことでも、ヒントをもらえると思うのです。

コペンハーゲンは雪になりました。少しクリスマスらしくなりそうです。

★『デンマークからの便り』バックナンバーを読む 特派員:林 英理子(デンマーク在住のランドスケープデザイナー) No.7『物を大切にする暮らし』 No.6 『社会に蓄積していくデザイン』 No.5『Jorn Utzon』 No.4『デンマークのクリスマス』 No.3『デンマークの住宅、建築事情』 No.2『デンマーク、自転車生活』 No.1『10回目の夏』 |
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